このIoT時代、せめて3Dプリンタを遠隔操作したい!とずっと思っていました。
設計部屋と3Dプリンタの現場が離れていると不便なのです。
設計データをサーバーに置いてから現場に向かい、現場の3Dプリンタとつながっているノートパソコンでそのデータを吸い取り、そのノートパソコンで3Dプリンタに指示を出すというサイクルがまどろっこしいと思っていました。
そこで、設計部屋のパソコンから設計データをRaspberry Piサーバーに送り、ダイレクトで設計したパソコンからプリントアウトする指示を出せるはずと考えて構想を練りました。
そして、できました!
大まかには下記のイメージです。
Raspberry PiにRepetier-Serverをインストールして複数の3Dプリンターを制御する – なんでも作っちゃう、かも。
幸い、下記のRaspberry Pi 2 を在庫で持っていたので、これにインストールしました。
動画ではこんなイメージです。
https://goo.gl/photos/BxUsn5mjmFv8JDFz5
ノートパソコンがなくなって、実にすっきりしました。
課題としては…
1.Raspberry Piの電源を外付けのAC100Vからもらっているので、できれば3DプリンタについているDC電源からもらう。
2.社内のローカルWi-Fiでしかアクセス出来ないので、せめて動画だけでもグローバルで監視できるようにしたい。究極的にはサーバーを設置しなければならないが、サポートサービスのためにグローバル遠隔操作することまで到達できれば、IoT3Dプリンタといえるだろう。
ということが挙げられますが、一歩ずつ地道に改善していきたいです。