きのうは、3Dプリンタをお休みさせて改造していました。
これが改造完了後の写真です。
弊社では下記の3Dプリンタキットを組立・改造してきました。
He3D- XI3 3D Printer – Latest generation Prusa i3 Support Multi Materials.
この写真のように、機械の構造がアクリルプレートで構成されており、従来から下記の問題点に悩まされていました。
- ベース接地面がアクリルプレート端面であり、しかも接地面積が狭いので、平行度を確保するためにベースプレートを置かなければならなかった
- そのため、可搬性がなくて展示・プレゼンに出せる状態ではなかった
- Y軸タイミングベルトをテンションさせるプーリが幅広アクリルプレートの中央部に直結であるため、アクリルプレートがたわんでいる
そこで、可搬性を持たせるため下部にミスミのアルミフレームでやぐらを組んでアジャスタフットを取り付けました。
ちなみに、アルミフレームキャップもミスミの3Dデータから拝借してプリントアウトしました。
また、Y軸タイミングベルトを引っ張る箇所にはアクリルプレートに剛性を持たせるためのアルミ板(A5052)を設置しました。
また、リールポストホルダーもアルミフレームに直結できました。剛性を持たせるアルミ板を入れたので、スイッチを電源側面に移設しました。
改造後が心配でしたが、意外とすっきりして良かったです。
今日は、電気周りの調整が残っていますので、それが終わったらまたアップします。