3Dプリンタ動画 第15回:3Dプリンタ機構研究(1)~洗濯バサミ形状の部品に見るコンプライアントメカニズム~
一体成形の洗濯バサミの魅力
3Dプリンタ技術の進化は、従来の製造方法では考えられなかった新しい可能性を見せてくれます。
今回の動画では、洗濯バサミの形状を持つ部品を一体成形する方法に焦点を当て、3Dプリンタを用いたコンプライアントメカニズムの広がる応用範囲について詳しく動画で解説します。
この技術は、軽量化と個別対応の両立を可能にし、特にロボットハンドなどの先進的な応用分野で大きな可能性を秘めています。詳細は動画をご覧いただき、最新の3Dプリンタ技術の実用例をぜひご確認ください。
今回ご覧頂くのは、洗濯バサミ形状の部品を一筆書きで一体成形することができるという特徴を持つ公開データを利用して成形しました。
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一般的な洗濯バサミとの比較
一般的に流通する洗濯バサミは、金属のバネ部品1点と、樹脂製のクリップ部品が2点の3点構成となっており、さらにそれを組み立てる工程も含みます。
しかし、この部品はヒンジ部をカチッと組む工程はありますが、基本的に一体成形ができます。便利ですね。
ロボットハンドなど応用範囲の広いコンプライアントメカニズム
ロボットハンドなど、この機構は応用範囲が広く、3Dプリンタならではの軽くて個別対応を追求することができる点が、この機構の最大の特徴です。
弊社で開発する機械にも設置できるように研究を進めていきたいです。
下記から実際に作成した詳しい内容を動画で撮影しましたので、ぜひご覧ください。
3Dプリンタ動画第15回:3Dプリンタ機構研究(1)~洗濯バサミ形状の部品に見るコンプライアントメカニズム~
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