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3Dプリンタによる製作実例:近接センサ用ドグ

3Dプリンタで大きな効果を出しやすいのは、治具とガイドであることをお話していましたが、今回は近接センサ用ドグについてご紹介します。

強度と精度を必要とせずに複雑形状のものは3Dプリンタ製作品で効果を出しやすいわけですが、今回のドグはまさにその一例です。
掲載写真で見ていただけるように、3Dプリンタとt1.6板金を曲げて(R500)、ボルト・ナットで組み上げています。
近接センサは鉄を感知させるので、その部分だけt1.6の板金にしてそのホルダを3Dプリンタで製作しました。

もちろん、溶接部品でt1.6の板金とホルダを組み合わせれば同様なものは製作できますが、3Dプリンタのホルダの製作コストはかなり安くすることができます。また、t1.6板金に問題がある場合は、板金単体を追加加工することができる点も良い点です。

フォトセンサのドグも3Dプリンタで最適形状で製作することができるので、別の機会にご紹介いたします。

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