3Dプリンタ成形品は治具に適性があります。
加工費がかさむ複雑形状であっても失敗を恐れずに、最適形状を模索して試行錯誤ができるのが3Dプリンタの良いところです。
下記の写真は、ガス管キャップとその中心に穴あけ加工するための治具です。
このキャップが4個あったので、芯出しをした上で手加工することが煩わしくて、3Dプリンタで加工治具を製作することにしました。
事前にテストピースを製作する必要性はありますが、このようにフィットする嵌め合いも3Dプリンタで製作できます。
スムーズに4個穴加工を実施することができました。
加工屋さんに3Dプリンタを勧めても「?」と怪訝な顔をされることが多いですが、
このようなシンプルな治具だけでなく、複雑な治具ほど3Dプリンタは威力を発揮しますので、
加工屋さんにこそ3Dプリンタをおすすめいたします。