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3Dプリンタ成形物における公差

最も普及している3Dプリンタは、積層式(FDM)の樹脂成形のものです。これは安価で普及しやすいものですが、工作機械による機械加工と比べると精度に難があります。

 

そのため、用途を見極めながら3Dデータを設計する際に調整することが必要です。

 

下記の記事では±0.2で中央公差で設計することを推奨していますし、それが私も現実的だと思います。
3Dモデルは必ず中央公差にて設計すること | 技術者が語る 3Dプリンターのいろは | リコー

 

もっと踏み込んで言えば、成形した日の気象条件やフィラメントの状態によっても精度が左右されることがあります。ですので、精度を必要とする部品を成形する時は、まずは試作品を造形して3Dデータとの誤差を確認して、それを成形に反映するという手順が必要です。

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